Sunwa Brewing Machines Company
500FIT―D型濾過機

濾過面積6㎡の形状です。

コンパクトにまとまった設置例。

ユーティリティ及び配管はサニタリーパーツで構成されています。

CIP洗浄も可能なタフな構造です。

液漏れを許さず、厚みのある濾紙も余裕の締め圧。

フィルトレーションセッティングに必要なスペースも思いのまま。
SUNWAフィルタープレス設計コンセプト
①
濾紙(濾布)のセットから濾過機の洗浄までの作業全てが1人のオペレーターで行える最も濾過面積の大きいフィルタープレスです。
②
圧力損失の最も少ないフィルタープレスです。液の出入り口が上下2方向からになっており、出入り口の口径に対して内部の液流孔径が大きい為、穏やかな内部液流が確保されています。したがってプリコート層ボディーフィード層共に均一な厚みのケークが形成されます。
③
濾過枠の形状は円形なので角型のように4隅でスワール(渦巻き現象)を起こす事もなく安定した濾過が行われます。濾過枠は鋳物ですので角型枠の様に鋼材を溶接して製作したものとは異なり、ヒズミによる液漏れや濾過液のリークは起こしません。
④
濾過枠の液注出孔が大きいので濾過機全体の圧力損失が小さく、濾過スタート時の圧力が低く、(0.7㎏/㎠)でプリコート作業から本濾過作業に移れます。したがって、1バッチの濾過量が他メーカーの濾過機より多くなり、低圧濾過の領域が長く、濾過速度が速くても良好な仕上がりを得る事が可能です。
⑤
バルブなどのユーティリティーパーツは全てサニタリーパーツで構成されているので接液部の定期的な分解洗浄も簡単に行えます。また、本気はCIP洗浄も可能ですのでインライン設置の濾過機としても高い信頼を戴いています。
⑥
パッキングはダブルパッキング方式で濾過枠への取り付けには接着剤 を使用していません。熱溶着でもないので簡単にパッキン交換が行えます。
⑦
濾紙を押さえるのも内部パッキンですので押さえ幅が広く柔軟な為、 濾紙が破れたりせずケークのリークも起こしません。
⑧
パッキンの厚みが有るため厚みの有る濾紙や濾布の使用が可能です。 したがってデプスフィルターの使用も可能です。
⑨
濾過面の外側で液が出入りする為、全面の洗浄性が良く濾過後の洗浄作業時間も最短ですみます。 この点が濾過液を濾過枠の中心に集める集中菅方式の濾過機と大きく異なります。